Mystara – history ~part 1 of 2~

恐らく今Realm of Everwind, NeverWhereとともに最も活況を呈しているファンタジーroleplayエリアのひとつ、Realm of Mystara。ピーク時のToxiaをも上回る凄まじいラグが玉にきずですが美しい景色の中で豊かなroleplayが楽しめる環境です。
今回はこのMystaraのバックグラウンド・ヒストリーを翻訳してみました。
・翻訳ベースは『Mystara History rev5.1』(テレポート地点で入手出来るnotecard)です。
・以降ベース原文に改変・修正が行われた場合、本エントリ掲載の訳内容と齟齬が発生する可能性があります。

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ミスタラ王国
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迷いの森・ミスタラは法秩序にとらわれぬ野性的で謎と陰謀に満ち満ちた、思わず息をのむような絶景と誰にも知られぬ秘密の場所を豊かに擁する地である。ミスタラの民はその地形と同じように多種多様であり、ミスタラにおいてはいかなるものも必ずしも見た目通りとは限らないのだ。

王国が崩壊し臣下達が八方散り散りに霧散してからも、力強く荒々しく美しい女王ソルチャはその輝かしき支配力の粉々に砕け去った残骸を維持するために手段を選ばなかった。エルフの王は今や息絶え、いかなる方法を用いても野性の森の民を再び束ねひとつにすることを決意しているのは彼女のみであった。やがて時が経つにつれ彼女は、民を率いてゆくという彼女の魂と願望の力を再生させる力を持つミスタラの魔法の森でより長い時間を過ごすようになっていった。長い年月にわたり、新たな指導者達は彼ら自身そして彼らの民のために大地を切り分けた – ある部分はエルフの地として、またある部分は森の民の地として、さらに他の部分はドロゥ、人間、ドラゴン、その他様々な種族の地として。かくして、嘗てはひとつだった王国は分割され、それぞれの種族が力と領土を求め争いを繰り広げることとなったのである。

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ミスタラの地理:
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地理的にはミスタラは群島を構成する島々のうちのひとつであり、その地表は深い森林に覆われ年間を通して温暖な気候に恵まれている。島に昇り沈むふたつの太陽は豊かな森を育て、繁茂したサンゴ礁や河川・潟を充分に暖めている。島の東側には日の出に面する形で、コンパクトに纏まりいつも賑やかに栄えている庶民と旅人の交流の中心地・ミスタラの村がある。村には船の入港する港、酒場『Royal Oak』、浴場、武器庫、鍛冶屋、市場、病院、魔法屋、ウェルカムプラザ、雑貨屋、本屋などさまざまな施設や店舗が揃っている。 島の南東沿いには厳重に警備された状態の美しい建造の大きなミスタラ城がそびえ立っており、島に君臨する王と女王の住居となっている。島はケアンゴーム川と呼ばれる曲がりくねった大きな川により分割され、大洞窟や大峡谷、深い密林が島のあちこちに満ちあふれている。

ミスタラにおいては森そしてあらゆる野性の存在物、岩石でさえも魔力をたたえている。木々は曲がり傾き、その枝葉は通りがかりの者をからかうように撫で、お互いに囁き合っている。年代物の気難し屋な岩石達も互いに話し合い、静まった深夜に時折彼らが議論している声が山から聞こえてくることもあるのだ。ミスタラはときたま変形し、小道が消え再び現れたかと思いきや以前と異なる方向に伸びているなどということも起こる。例えばあなたがまっすぐな道を何時間も歩き続けた挙げ句、しまいには自分の足跡に辿り着いたりすることだってあるのだ。道に迷うことはたやすく、島の魔力の影響を受けやすい性質の者などは自分が何処へ行こうとしているのか、何処からやって来たのか識別出来ないような夢遊状態に陥ったまま人生のうちの何年もの時をほんの数分しか経過していないと感じさせる場所で費やしてしまうこともある。人間の亜種の者達がこういった影響を最も受けやすいが、ピクシー、フェアリー、シルフ、ドライアド、サテュロス達はそれぞれ個人的な娯楽代わりにこうした現象をうまく利用して楽しんだりもしていた。

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ミスタラの文化:
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全体的に見てミスタラの文化は、人々がミスタラに辿り着き群れをなすまでのその方法・過程ゆえに独特であると言える。この島は孤島であるため、新たな民がここに来る方法は基本的に空路、海路、または『異世界の断層』からに限られている。ミスタラの先住民ではない人々の多くはならず者、旅人、放浪者、さすらい人、避難者、あるいは逃亡者だ。この王国は間違いなく長旅をする者達の中継地であり、ひとりひとりの特異性が統一されることによる独特の文化を生み出している。

ミスタラ先住の種族はエルフであり、フェアリー、マー(人魚)、ドラゴンである。これらの種族は、時にはエルフと妖精の関係が不安定になる時期がありつつも、何千年もの間それなりに平和な暮らしを送ってきた。関係が不安定になった理由は、それぞれの種族がより大きな政治権力を得ようとしたことがあったからだ。人間は先住民として昔からミスタラに居住していた訳ではなく、この地を旅する者はしばしば島に宿りし『魔力』から負の影響を受けることもある。人間は目まい、歪められた時間認識から陶酔感、混乱、夢のようなファンハウス効果に至るまでさまざまな経験をすることであろう。

ミスタラの住人は総じて友好的な性質をもち、賑やかな村の民はたいていの場合喜んでその足をとめ助けの手を差し伸べ、助言を与え、道案内をすすんで行ってくれることだろう。しかしながら、窃盗・誘惑、欺き、悪戯などを行い楽しむような『飼いならされていない生き物』が住まう人里離れた場所では、より注意が必要だ。

ミスタラにおけるドラゴンとの交流は、ミスタラのドラゴンセンチネルがとても尊敬され殆ど神同然に崇められていたという点において希有である。ドラゴンセンチネルは『大戦(The Great War)』においてのミスタラ救世主であり、彼らこそが悪魔の侵略を塞き止めミスタラを光の世界の王国として復活させた立役者だ。ドラゴンの多くは深い洞窟の奥や空中に浮遊する山脈の天辺で休眠状態に入っているが、そんな彼らも時折地上まで降りてきては水浴びを楽しんだり食べ物の臭いにつられて村にひょっこりその顔を見せることもある。長い間、ミスタラの光の世界の種族(悪魔、ドロゥなどではない種族)の住人達にとってドラゴンを見かける、ドラゴンに遭うことは幸運・喜び・素晴らしい出来事と見なされていた。しかしながら、より若い世代のミスタラの民は変化しており、それはより若い世代のドラゴンについても同様のことが言える。多くのドラゴンはもう『大戦』のことを覚えておらず、その立場を中立へとシフトさせている。これはつまり、彼らドラゴンの宝窟へ更に金銀を差し出すことの可能な者達を除き、基本的に誰とも同盟を組まないというスタンスだ。ドラゴンの『古き良き日々』は歴史書の中でのみ知られるものとなり、新しい世代になるほどミスタラ住民は彼らを崇めなくなり、破滅を退けた栄光の勝利、勇敢なドラゴンの昔話やそれら伝説を知る老人達はもはや余り気にとめられなくなってしまっている。

後半部分は次回 part 2 of 2 に続きます。

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~ by Meg Ronmark on February 23, 2011.

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