Nomos – you don’t wanna know

Nomosのあちこちで売られているハンバーガー、使用されている肉は100%牛肉…と思ったら大間違いです。詳細な情報を知ってしまったら、食欲をなくす人もいるかも知れません。

//////IC//////

先日会った男性・Finの探していた『Vanitas』という男のことが気になっていたLayla。久々に町外れのクラブ『ALIEN』に足を運んでみました。人の役に立ちたいと思うような性分ではありませんが、有益な情報を彼に流すことが出来れば長い目で見た場合薬の売り込みをし易くなるであろうと踏んだのです。店内にいる客の喋り声がドア越しに聞こえてきます。

『いらっしゃい、ALIENにようこそ!飲み物は何にするかい?』
Laylaがドアを開けるなり、文字通り一見エイリアンにしか見えないバーテンダーが気さくに声をかけてきました。
ビールをオーダーし、少しずつ飲みながら周りの様子を観察しつつLaylaは口を開きました。
『ここにいる人で誰か、”Vanitas”って男性を知っている人はいないかしら』

『Vanitasがどうかしたの?彼、Rep-Detecよ』
カウンターから少し離れたところにいた半裸の女性がLaylaの呼びかけに反応しました。
Rep-DetecはReplicant Detectionの略であり、はぐれレプリカントの処刑人として知られる”ブレードランナー”を引退した者が当局から離れ自ら特定の無届け/無許可レプリカントを捜索することを指します。Vanitasはどうやら、このRep-Detecの事務所に登録している元ランナーのひとりのようです。思い返すと、Finはレプリカントを売買にかけるMetroPol警官のことをVanitasに相談したがっていましたので、VanitasがRep-Detecであるということは至極納得がいきます。

『ええと、私の…』初対面の人間から聞いた話、というのも何だと思いLaylaは言い方を工夫することにしました。『…友人が彼を探してるのよ。ちょっと相談したいことが二、三あるみたいなのよね』
『ああ、なるほどね….んー、ここ数日見かけてないけれど、この前スキャナーのMC Bobと一緒にここに来てたわよ』
『そう…少なくとも彼、ここには顔は出すわけね。私の友人に伝えておくわ…教えてくれてありがとう』
女性に礼を言いビールを飲み干すと、カウンターにビール代を置いてLaylaはクラブを出ました。

クラブを出た彼女をストリートで待ち構えていたのは、悪名高いNomos Rat/ネズミでした。
先日Bedlamでワクチン接種したばかりなので疫病にかかる可能性はありませんでしたが、ネズミは鋭い歯でターゲットの足を傷つける凶暴性を持っています。不幸中の幸いでALIEN前からMetroGenにかけては比較的場所がひらけていたため、噛まれないように走り回りつつLaylaは的確にBlasterの弾をヒットさせネズミを仕留めました。
『ふう…酔いも一気に覚めるわね…』
クラブ横に積まれていたダンボールから厚手の袋を調達すると、Laylaは仕留めたネズミを中に放り込み袋の口を締めPsychedelic Undergroundの方角へ歩を進めました。

Psychedelic Underground前で暫く客待ちをした後おもむろに傍の歓楽街の方に足を向けると、先日のFinがClub Industry前に停めてある車の前でしゃがみこんでいました。
グッドタイミング、先ほど仕入れたばかりのVanitasに関する情報を伝えましょう。Laylaは彼のもとへ駆け寄り早速話を始めようとしましたが、どうも様子が変です。Laylaが声をかけても反応せず、しゃがんだ格好のままうなだれています。酔っているのでしょうか?

『やあ….君ら、大丈夫かい?』
車の前でふたりもしゃがんでいる状態を見ておかしく思ったのか、そばを通りかかった男性が声をかけてきました。
『大丈夫よ。今、彼に声をかけようとしたところなんだけれど…..Fin、あなた大丈夫?』
Finからは返事がありません。と、ふらふらと立ち上がった彼は、そのままMetroPolの方へよろよろと歩き去ってしまいました。
やはり酔っていたのでしょう。

Finが歩き去る姿を見送るLaylaに、先ほどの通りがかりの男性がすまなそうな表情を見せました。
『悪いな….俺、邪魔をしたかな?』
『いいえ、そんなことないわ、気にしないで』
Finにはしらふの時に話をすることにしましょう。話題を切り替えます。
『ところであなた…知り合いにコックか、飲食店で働いている人、いないかしら。私、売りたいものがあるのよ』
男性はうーん、と唸って暫く考え込みます。
『ふーむ…コックに知り合いはいないな…俺の記憶を辿っても名前も出て来ない。が、友人に聞いてまわることも出来るがね。ああ、ところで俺はIshimaru Emi、セント・アン教会で牧師をしている。よろしくな』
マスクをかけ刺青を入れた迫力ある外見ですが、彼は何と聖職についていました。
『ああ、まず私から自己紹介すべきだったわね。私はLayla、Psycheで働いているの。さっきのFinは多分…酔っているか白昼夢でも見ていたんでしょうね。薬の影響じゃないといいんだけれど』
薬の影響じゃないといいんだけれど、などという台詞がディーラーの口から出るのはこっけいな話だな、と内心Laylaは思いました。薬売買は裏家業ですので、聖職者にストレートに告げるのはやめたほうがよいと判断したのです。

『そうだな…薬はハマるにはリスクがでかすぎるし、金もかかりすぎる』
IshimaruはLaylaの言葉に頷くとそうつぶやきました。『と、いうことは君、Dr.Gravesのところで働いているのかい、Layla?』
Dr.Graves?
聞いたことのない名前です。
『いいえ…その名前、初めて聞いた名前だわ。私が働いてるのはPsychedelic Underground、すぐそこの角を曲がったところにあるミュージック・ショップよ』Laylaは指でPsychedelic Undergroundのある方角を指し示しました。
『ああ、なるほど!すまない、てっきり君はBedlamで働いているんだとばかり思ってしまったよ…』
Bedlam病院は外科のMediTek、心療内科のPsychoTekと二部門に分かれています。LaylaのPsycheという言葉を聞いて、PsychoTekの勤め人だと彼は思い込んでしまったのでしょう。
『ところで、』IshimaruがLaylaの右手に握られた袋に目線を落としました。『それ、中身は何だい?』

『内緒にしてくれる?』
『俺は基本的に余り喋らないタイプだ。人のざんげを聞くのがメインの仕事だからね』
『そう。そうね、あなたの精神衛生上、あまり細かく説明しないほうがいいと思うの。食材とだけ言っておくわ』
『何の食材だい?』
『何って、そうね…色々な料理に使えるわ。これ以上詳細を話すのはやめておきたいわね』
質疑応答が続きます。Ishimaruが首を傾げます。

『もうひとつだけ聞かせてくれ…”それ”は、善いものかい、悪いものかい?』
『そうね…”適切な方法で調理される”ことを前提に考えれば、善いものよ』
言葉を選んでLaylaは答えました。嘘は言っていません。適切な調理を行えば、何も毒になるモノではないのです。
『了解、了解、わかったよ…それの正体が何なのか、だいたい予想はついた。』
Ishimaruはようやく、袋の中身の見当がついた様子です。『コックを探してるんだろ、あまりここで俺が引き止めても悪いな…何か用があったら、いつでも俺のところに来てくれ。教会か、でなければその辺のストリートにいるさ』
IshimaruはLaylaに彼のコンタクト情報の書かれた紙片を渡しました。
Laylaは礼を言いそれをうけとると、お返しに彼女のcell phone番号を書いたメモをIshimaruに渡しました。
『いい音楽が聴きたくなったら、いつでも寄って頂戴。私Psycheで勤めて結構長いのよ。色々薦められると思うわ』

ふたりはコンタクト情報交換を終えると、互いに逆方向へと歩き出し夜の闇に消えていきました。

//////ICここまで//////

今回のRP時間は約1時間半でした。
ワクチン接種を行わない状態で噛まれるとPhysical(HP)の減りが早くなる疫病をもたらすNomos Rat。このたびアップデートされ、うまく倒すと死骸を得られ食材として売り飛ばせる仕様になりました。Group Noticeで報を受けたばかりでしたが、早速1匹倒しましたのでスシバーのコックにでも売りつけてみましょう。

Nomos – you don’t wanna know (complete chat log)

Advertisements

~ by Meg Ronmark on November 7, 2010.

Leave a Reply

Fill in your details below or click an icon to log in:

WordPress.com Logo

You are commenting using your WordPress.com account. Log Out / Change )

Twitter picture

You are commenting using your Twitter account. Log Out / Change )

Facebook photo

You are commenting using your Facebook account. Log Out / Change )

Google+ photo

You are commenting using your Google+ account. Log Out / Change )

Connecting to %s