Nomos – nightwhispers

たまには街の外でもroleplayを仕掛けてみましょう。

//////IC//////

Nomosの街から南西にあるMetroGenの設備を通り抜けた先に、バー『Titty Twister』の店舗がひっそりと建っています。バイカー達が集うことで知れたこのクラブの現オーナーは、Nomosの有力ギャング団のひとつ・DEMC – Dark Embrace Motorcycle Clubのボス、Toeがつとめています。SSSオフィスに貼り出される賞金首の常連である彼、黒い噂が絶えません。
しかし黒い噂のある所には、薬の需要もあるはず … と踏んだLayla。Titty Twitter絡みの知り合いが誰もいない中、敢えて店の雰囲気を探りに訪れることにしました。

『まだ営業してる?それとももう店じまいかしら?』
夜中も2時をまわったころ。LaylaはそうっとTitty Twisterのドアを少しだけ開け中にまだ人がいることを確認してから、するりと店内へ入りました。薄暗い店内には女性がふたり、店の一番奥にはオーナーと思しき逞しい男性が腰掛けています。
Laylaの到着と入れ替わるかのように、ふたりの女性のうち一人が街へ帰っていきました。

『いらっしゃい、うちには閉店の二文字はないわ、ゆっくりしていってね。ただ、今バーテンがシフトに入ってないの。申し訳ないけれど、飲み物は好きなものをカウンターから取って自分でつくってね』
バーの従業員でしょうか、もう一人の女性がLaylaに声をかけました。

カウンターの内側に手を伸ばし酒瓶を取ると、自分でグラスを作るLayla。
『今夜は酔っ払いの後始末をしなくてよさそうね?』がらんとした店内を見回し、そう呟きました。
『酔っ払いはもうみんな気を失って、タクシーで家に帰されたわ。かれこれ数時間前ね』と女性が答えます。
そういえば、もう夜中2時をまわっていたことをすっかり忘れていました。人気(ひとけ)が無いのも納得です。
『ああ、なるほどね…私、もっと早く来るべきだったかしら。』グラスをかたむけるLayla。『今晩は土曜の夜だから、みんな3時とか4時くらいまではばか騒ぎしているのかと思っていたわ。夜更かし好きの住民って、私が想像していたほど多くないみたいね』
『うーん、そもそもここって、街から離れたへんぴな所にあるでしょ?夜遅くに大人数のお客がくるかどうかって、予測がつかないのよ…なかなか。大人数のお客がくる場合、大抵DEMCのメンバーなんだけれど。何にしても、どんなお客でも歓迎することにかわりはないわ』
街の外でのバー営業は、想像していた以上に収入不安定で厳しい側面があるようです。

コン、コン。

Laylaとバーの女性が話を続けていたところ、入口のドアをノックする音が聞こえました。
『いらっしゃい、どうぞ!』女性が声をかけると、キイと音をたててドアが開き見覚えのある小柄な体と銀色の単発が現れました。Laylaの上客…もとい、Fight Clubのプロファイター、luiceでした。
『こんばんは…Toeさん。』
『おう、お前か!まさかまた、俺を撃ちにきたんじゃないだろうな、ええ?』
luiceの顔を見るなり、Toeと呼ばれた男性が大声をあげました。ふたりはどうも、何処かで一悶着あった様子です。

『約束どおり、来ただけだよ』luiceはカウンター横のバーチェアに腰掛けると、首を横に振りました。
借りを返しに来た、というluice。賞金首狩りでToeをおそい返り討ちに遭った彼女は、代償 – 償いとして彼のグループへの加入を申し出ました。
『別に貸しも借りもない、お前さんがまた俺に物騒なものをぶっ放さないと判っただけで充分だが…俺としては来るもの拒まずだ』
思いがけず、luiceがDEMCへ加入する一部始終を見届けることになったLaylaでした。

『今回のFight Club、あなたがいなくて残念だったわ。ハイブリッドの猫達がそれはもう、山ほど押し寄せたのよ』
しゃっくりをしながらluiceを指さすと悔しそうに呟くLayla。実はFight Clubの賭けで若干赤字になってしまい、ご機嫌斜めだったのです。
その光景を想像して笑うluice。『是非見たかったわね』

歓談していると、さらに新しい客が店内へ入ってきました。若い男性です。
『よう、Mai。俺達のファミリーに新しいメンバーが加わったぜ』
Toeがluiceを男性に紹介しました。Maiと呼ばれたその男性、今回・前回のFight Clubで見かけた顔です。

『ああ、俺は面識があるよ。先週、俺がのされた相手さ』やはり男性は、先週のことを忘れていませんでした。
『俺も先週、ストリートで彼女に急に撃たれたんだぜ』笑いながら話すToe。
『ハハ…もう忘れちゃってよ』luiceがバツが悪そうに苦笑いしました。

雑談に花が咲くと時間が経つのもあっという間です。3時をまわり、場はおひらきとなりました。
バーの女性の帰宅用にホバータクシーを呼ぶため彼女とともに外へ出て行くToeの背中を追いかけるようにLaylaも店の外に駆け出しました。

luiceやMaiとも別れ、Laylaは道の両側から途切れることなく聞こえてくる虫の鳴き声に耳をかたむけながら家路を急ぎました。MetroPolの詰め所からかなり距離のあるNomos郊外、こんな所で暴漢に襲われた日にはひとたまりもありません。

//////ICここまで//////

今回のRP時間は約1時間でした。
ALIEN、Primalときて今回のTitty Twisterがroleplayの場所として足を踏み入れた三番目のバーとなりました。
今回のroleplay中、IC/In-CharacterではLaylaが詳細に知る由はなかったluiceとToeの『一悶着』の内容については、一部始終が彼女のブログで綴られています

Nomos – nightwhispers (complete chat log)

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~ by Meg Ronmark on June 21, 2010.

2 Responses to “Nomos – nightwhispers”

  1. Toeさんが最近平日夜に見かけないので、彼がTittyTwisterにいるタイミングをずっと待ってたのですが、たまたまLaylaが居合わせるとは奇遇でした。xD

  2. Toeは確か、モヒカン頭にガッチリ体型だった筈ですがいつの間にか黒髪中肉中背に…しかしそこは、敢えて突っ込まないでおきましょう。
    DEMCでのご活躍を祈っています。: )

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