Toxia – salvaged and rebuilt

これは誰でしょうか。

//////IC//////

Liam Bonhamの友人または関係者の皆様へ:

前略

20XX年11月23日以降、我々はLiam Bonhamと連絡が取れない状態になっております。理由としては二つのことが考えられ、一つは彼の補助A.I.(人工知能)が削除された可能性、もう一つとしては破壊された可能性が考えられます。我々としては彼の安泰を祈念しておりますが、万が一彼が問題に巻き込まれている/いた場合は彼の所在を突き止める為最善を尽くす所存です。

草々
Bokudasai Cybernetic Technologies

23日の朝に話して以来私はLiamを見かけていませんでしたが、特に心配もしていませんでした。しかし先ほどメールをチェックしたところ、彼のボディの製造元である日本のメーカー『Bokudasai Cybernetic Technologies』から上記のようなメールが届いていたのです。
Liamの身に何かが起こったのでしょうか。

色々思いを巡らしながら工場3Fのコンピュータを起動させたところ、デスクトップに見慣れない音声ファイルが有ることに気付きました。首を傾げつつクリックする私。音声が再生されます。

(荒い息づかい)
(Liamと思われる声)『俺のことを…まったく覚えていないのか?』
(パチパチと、燃える火が発するような音、金属表面に鎖を擦れさせるような音)
(邪悪な声色の女性の声)『溶かせ、彼を溶かしてしまえ』
(手が金属の表面で何かを探すような音、Liamのパワーコアの唸る音)
(女性の声)『これを壊したら、あんたは動かなくなるのかしら?』
—————————–
*ここで一旦録音データがブツリと途切れる。
*数分間の無録音状態の後、次のデータの再生開始。
—————————–
(女性の声)『Liam、あなたは事故に巻き込まれたのよ。怪物があなたの体をバラバラに引き裂いたわ。あなた、体が金属製で良かったわね…あたしがあなたの”命”を救って体を修復し…できる限りのことをしたわ』
(つぶやくようなLiamの声)『か…家族?』
(女性の声)『家族 – TC(The Continuum)があなたの家族、周りにいるこの沢山の人々が私の家族よ。今、あなたの頭の中には最新でない、古いメモリーバックアップファイルが入っているわ。最新のものを、工場のコンピュータ・データベースから取り込む必要があるでしょうね』
—————————–
*データ再生終了。

明らかにLiamの身にここ数日で何かが起こった模様です。
何があったのか。どうしたらいいのか。どうすればいいのか。朝から頭の中を混乱させながらスロープを降り、2Fの医用スペースの方に歩いていくと…

[6:21] Liam Bonham slowly wakes up from his sleep, his eyes opening to view a woman through the dirty blue glass…
[6:21] Meg Ronmark knocks the containment tank lightly, eyeing the man inside it up and down. “Hello?”

…医用スペース奥の医療タンクのうちひとつに、見慣れない大男が入っている光景が視界内に飛び込んで来ました。ギョッとする私。一瞬後ずさりましたが、改めておそるおそるタンクへ近づいてみました。と、時を同じくしてタンク内の男性がゆっくりと目を開けました。
男性をしげしげと眺めながらタンクのガラスをコンコンと叩く私。『おはよう。あなたは….誰?怪我をしたからここにきたのかしら?』
『その通り….ここに来るように、言われたんだ』目を覚ました男性はタンク内から私の質問に答えます。しかし目覚めたばかりのせいか、その口調や動きはゆっくりとしたものでした。
タンク内の治療液とガラス越しに聞こえてくるその声は、非常に聞き慣れた声です。
『あなたの声、私に近しいある人によく似ているわ』
『すまない…俺は今、記憶障害を起こしているようだ』タンク内の液が排水され、脇の扉が開きました。
『覚えている限り、俺のそばにいた女性が、俺のことをLiamと呼んでいたよ』


(me, Liam)

[6:28] Meg Ronmark: “Liam” Meg Ronmark leans over the glass to take a better view of his appearance. “So it’s you. Jesus.” She watches as the tank door opens and Liam steps out of it. “Earlier this morning I checked the mainframe and heard the recordings, which taught me what happened to you.”
[6:29] Liam Bonham looks down at himself with a heavy sigh, “I knew she put me back together all wrong” he shook his head, “Am I really that much different?”

何と、タンク内で休んでいたスキンヘッドの大男はLiamだったのです。タンク脇の扉から外へ出た彼はまだ体力が完全に回復していないのか、外のフロアに足を降ろした直後若干ふらつく様子を見せていました。
『あなただったのね、Liam。何ということなの。今朝早く、メインフレームコンピュータをチェックして見つけた音声データから、あなたに何かが起こったことを知ったばかりだったのよ』ふらつくLiamを支えながら、私は彼に語りかけました。『実際のところ、何が起こったの?そしてあの女性の声….あれは誰?誰があなたを助けたの?一度に沢山質問してごめんなさい。でも分からないことだらけだわ』
『いや、謝る必要はないさ』頭の脇をこすりながらLiamは私に答えました。『彼女の名前は確か….ブルー…ブルーベリー?だったかな?彼女によると、俺は怪物にの襲撃を受けて…彼女は俺を”直す”のにベストを尽くしてくれた、らしい。俺が覚えているのはそれだけなんだ。あとは確か….彼女、俺がデータベース?から情報を取り込む必要がある、とか話していたな。それ以外、ほぼ丸々1日分記憶が抜けている状態のようだ』彼はそう言い、頭を振りました。


(me, Liam)

[6:45] Liam Bonham: “Yes, I hope so. I’m finding it difficult to move my limbs, I think mainly because all of…this…” he stretched out his arms, looking at them “…is taking some time to get used to.” he looked off in the distance briefly, “Do you know where I might be able to get a backup of my memories? I think that’s what she was referring to”
[6:48] Meg Ronmark: “I do.” Meg Ronmark gives a strong nod at Liam. “Follow me, you should be able to get the back up of your memories from our mainframe computer, Hikaru Medical Mark II.” She starts walking. After a few steps, she turns back and motions him over. “Come on.”

『手足を動かす際…ぎこちなさを感じる。慣れるまでに、しばらく時間がかかりそうだ』大きく伸びをした後、Liamは私の方へ振り返りました。『君、俺がメモリーバックアップを得ることができそうな場所を知っているかい?』
私はうなずきました。『ええ – 私について来て。あなたは私達のメインフレームコンピュータ、Hikaru Medical Mark IIから最新メモリーバックアップを取得することが出来るはずよ』
私はLiamを3Fのラボへ導きました。


(Liam, me)

[6:50] Meg Ronmark: “This is our Hikaru Medical Mark II. Wait a second, I’ll start it up – oh, take care….” Meg Ronmark chuckles as she walks toward the computer to stand in front of the control panel.
[6:51] Hikaru Medical Mark II: Starting up ……

『これがHikaru Medical Mark IIよ。今起動させるわ。そこで少し待っていてね…』
Mark IIを起動させる私。『ところであなたの新しいからだ、データ入出力端子は何処にあるのかしら?ワイヤレス接続も可能だけれど、有線でおこなうならメインフレーム側の接続口はあそこよ』タッチパネルを操作しながら、私はLiamに接続口の位置を指し示しました。
自分で自分の体のあちこちを探っていたLiamですが、胸部に赤外線通信装置を発見したようです。
起動が終了したMark IIの前に立ち、バックアップメモリーのデータダウンロードを開始しました。


(Liam)

[6:58] Hikaru Medical Terminal Mark 2: Please stand by as transfer continues. 12% complete…
[6:59] Hikaru Medical Terminal Mark 2: 30% complete. Overwriting files 11/20A with the latest copy
[7:00] Hikaru Medical Terminal Mark 2: 55% Complete. Cleaned files 88 of 340…
[7:01] Hikaru Medical Terminal Mark 2: 70% Complete…

データ量が膨大なせいか、ダウンロード完了までは若干の時間を要するようです。
『少し時間がかかるようね』とつぶやく私。
『そのようだ。データ量が膨大にあるようだね。いくつかのファイルの上書き処理もしているようだ』とLiam。

[7:02] Hikaru Medical Terminal Mark 2: 85% complete… Error: 1 day of data missing. You’re update will not be fulfilled in it’s entirety…

肩をすくめるLiam。ダウンロードデータエラーの表示が出ました。1日分のデータが消失していたのです。
『残念ながら1日分、データリカバリが出来ないようね。恐らくあなたがトラブルに巻き込まれた日の分でしょうね』
『そのようだ。残念だ』
幸いこの1日分のデータ取り込みエラーを除き、ダウンロードは無事完了しました。


(me, Liam)

[7:05] Liam Bonham completes the data transfer and turns to Meg, “Yes, much better I think. I should be better off now” he grinned
[7:05] Meg Ronmark smiles. “So – now you remember who is who in the Continuum?”

ダウンロードを終え赤外線通信装置をOFFにするLiam。
『気分はどう?今はもう、Continuumの誰が誰かはっきり思い出したのかしら?』笑顔で私は彼に問いかけました。
『ああ、大分気分がよくなった…皆の名前と顔を今まで通り覚えているよ。俺の外見はこんなに変わってしまったけれど、君が気付いたように他の皆も声で俺に気付くと思う。ただし…..Dwellsとこのいかつい姿で初めて会う時は、気をつけた方がよさそうだな』Liamはそう言って笑いました。
私も思わず笑ってしまいました。LiamがファイターのDwellsに怪しまれ、話しかける前に急襲されることを祈るばかりです。

『ブルーベリー』の女性が元Continuumのボスであり今は古巣のShadowsに還ったBluerayであることも確認できました。Liamの命を助け、直したのはBluerayだったようです。しかし、音声データの最初の部分が気にかかります。
Liamは彼自身が怪物に襲撃された、と聞いているようですが、音声データの最初の方の部分では女性の声でLiamを破壊しているような言葉と音が聞こえていました。彼に起こった『本当のこと』が一体何だったのか、調べる必要性を感じます。
先ずはLiamの体力が完全回復するのを待って、それからBluerayを訪ねようということで彼と私の意見は一致した次第です。

//////ICここまで//////
今回のRP時間は約1時間でした。
ロボットの姿、若い青年風アンドロイドの姿を経て今度は大柄に変身したLiam。うまくroleplayの理由付けを行いながら様々な姿に変化していきます。Bluerayとの絡みにも何か謎が潜んでいそうで、探っていく過程が楽しめることでしょう。

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~ by Meg Ronmark on November 26, 2009.

2 Responses to “Toxia – salvaged and rebuilt”

  1. […] メインフレームコンピュータからダウンロードしておいた先日の音声データがカンファレンスルーム内に響き渡りました。冒頭の邪悪な女性の声の部分は音が歪み、先日再生したときよりも更に聞き取り辛くなっています。 (音声データが何であるか気付いたBluerayは若干緊張しつつ耳を傾けます。しかし彼女はその緊張を、周りの皆に悟られぬよう隠します) [22:19] PDD: recorded data: sound of hands, rustling, is heard. “If I//// /rush this, do ?/#: stop working?” – distorted voice of the same woman is heard again. [22:20] PDD: recorded data: dead silence continues for a few moments. […]

  2. […] ・Toxia – salvaged and rebuilt (11月) […]

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