Toxia – machine spirit ~part 8~


(Dwells, me)

何日にも亘って不可解な言動と行動を続けていた私。若干の転機が訪れました。

//////IC//////

俺の蟻を見かけなかったか??!!
『いや…..ここに蟻は、いない。』
港湾管理局の塔のてっぺんで煙草をふかし寛いでいたDwellsの足元に、音をたてず私が壁をつたい這い上ってきていました。男性の野太い声に驚き、塔の外に出してぶらぶらさせていた足を引っ込めたDwells。あわてて立ち上がり、注意深く下を見下ろします。
そこには蜘蛛のような姿で壁に張り付いている私の姿がありました。二度びっくりしたDwells。
『何だ?!そこにいるのはMegなのか???』
『#g://EGx…cGE:::』
私の口から流れ出て来るのは雑音、ノイズのみでまたも会話になりませんでした。


(Dwells, me, Kaira)

[18:11] Kaira Diesel would mew a hello. “Malfucntion?” she asks, as if trying to make some sense of what she saw.
[18:12] DWells Constantine: “Yes kind of” “I still don’t know what’s going on ” “I am afraid because I don’t know if it’s a virus or just malfunction”

ひたひたと塔を上がってくる足音が聞こえると、やがてfelineのKairaが最上階に姿を現しました。
Shadowsに『堕とされて』Prowlersを離脱してしまったKaira。誰彼を引き裂いて内臓を引きずり出したという黒い噂も聞こえてきています。
今回は塔の上方から大声が聞こえ、猫の好奇心に逆らえずに上がってきてしまったようです。
『故障なの?』ミュウ、とひと鳴きしてKairaはDwellsに尋ねました。
『ああ、その類だ』Dwellsが頷きます。『もっとも俺も、何がどうなっているのかよく分かっていないんだけれどな。故障なのか、ウイルスなのか…』
ウイルスなのか、という言葉を聞いてKairaはさっと腰の医療ポーチに手を突っ込み、マスクを取り出すと自分の口に嵌めました。
蟻をどこに隠した??返せ!!俺にはあれが必要なんだ!!』私の口から出て来ていたノイズが再び男性の怒鳴り声に切り替わります。
『この街に蟻なんて、いなかったと思うけれど』Kairaが呆れた表情でつぶやきました。


(Kaira, me, Dwells)

[18:18] Kaira Diesel: “Is there way way to turn down her… erm.. his? Volume…?” she winces at the yelling. “Yes… I hid them. Come on up here and I’ll tell you were you can find them.” she coaxes her into the room.
[18:18] DWells Constantine steps back slowly as he seen Meg reaching the top

『もう、まったく…..彼女のあの…..彼?のあの声のボリュムを下げる方法はないの?』
Kairaは私のあげる余りに大きな声に、顔をしかめました。その後、彼女は暫く考えるような表情をみせると、再び口を開きました。『そうよ…..蟻を隠したのはわたし。ほら、こちらまで上がってきなさい。そうしたら、蟻を何処に隠したのか教えてあげるわ』
Kairaは私の興味を引き、塔の最上階の室内におびき寄せようと試みます。

畜生!!返しやがれ!!!今すぐだ!!!
私は憤怒の表情でKairaを見上げると強く壁を蹴り、大きくジャンプして塔の最上階のフロアに着地しました。KairaとDwellsから少し離れたところにすばやく移動しかがみ込むと、cyberclawの電源をオンにして戦闘態勢に入りました。
『ふーん……敵意をみせるってわけ? どういったエラーを起こすとこういう結論に達するのかしらね?』Kairaは眉をひそめました。『もしあなたが私を殺したら、私は蟻がどこにいるのかあなたに教えてあげられなくなるわねぇ。そうしてあなたは、ふりだしに戻ることになるのね。この方程式では、殺傷は失敗と同じことを意味するに他ならないわね』
『お見事』Kairaの話を聞いて横のDwellsが感心して頷きます。

うう……やり方が汚い……いや、もしかすると…..』私は不気味な笑みを顔に浮かべ、爪を露出させたままふたりのいる場所へにじり寄り始めました。『…..でっちあげかも知れないな。きっとお前はやつらをお前の背中に隠しているんだろう!!
男性の声で大きく叫ぶと、私は一気にKairaに向かって突進し彼女に飛びつこうとしました…が、途中で足を滑らせ爪は空を引き裂き、もんどりうって私の身体は塔の下へ落下してしまいました。


(Kaira, me, Dwells)

普通の人間なら即死の高さでしたがCyberneticsの私は幸い命に別状はありませんでした。ただし腿から地面に激突したせいで両腿に怪我を負い、やぶれた人工皮膚の合間から人間の血が流れ出しています。私は余りの痛みに苦悶の声をあげざるを得ませんでした。
しばらくして階段を降りてきたKairaとDwellsが塔と金網の間に横たわる私を発見しました。

医療ポーチから血止めと包帯を取り出し、素早く私の腿の出血を止めるKaira。
『普通、felineでも人間でもこの高さから転落した場合大抵首の骨を折ってるわ。彼女にも同じことが起こってると考えた方が良いかしら?』
私のそばに座って治療を続けながら、傍らに立つDwellsを見上げKairaがそう尋ねました。
『いや、その心配はない…俺たちサイバネティックスは身体の構造が少し違う。何処が折れていても修理して治すことができるさ』
『どうやって彼女を運ぶのがベストかしら?』
『俺が…..俺ひとりで大丈夫だと思う』Dwellsが呻いて身体をよじる私を見下ろしながらそう呟きました。


(Gally, Dwells, me, Cidriel, Kaira, Blueray)

[18:51] Blueray Darkes leaps at the wirelink fence, clings to it like a spider
[18:51] Kaira Diesel’s eyes would flick to Blue, “Mewrou.” She would greet her.
[18:52] Blueray Darkes hisses out a greeting, she looks down at the trio… “Hive virus”?
[18:52] Kaira Diesel makes a little circle around her temple like ‘she’s crazy’ and points to Meg.

遠くから騒ぎを見つけてか、悪魔に姿を変えたBluerayが近寄ってきました。金網にしがみつき、こちらをのぞき込みます。
KairaがBluerayに気付き、小さく鳴き声をあげて挨拶しました。
『Hiveのウイルスのせい?』Bluerayが金網の向こうで横たわる私と見下ろすDwells、手当を行うKairaをみてそう尋ねました。
Kairaはこめかみの辺りで指をくるくる回す仕草を見せ、私を指さします。

そうこうしているうちにDwellsがcommで救援を頼んでいたGallyも現場に到着し、Gallyの友人であるIlluminatiのCidrielも遅れてやって来ました。
私はDwellsの腕に抱えられ、またも工場に連れ帰られることになってしまいました。
後ろではKairaとBluerayが工場の方角へ去っていくサイバネティックス達を見送っています。


(me, Kishi, Gally, Cidriel)

かくして三たびか四たび、またはそれ以上、私は医用室のベッドにストラップで縛られた状態で寝かしつけられることと相成りました。
皆が医用室に到着したころ丁度ボスのKishiも工場へ到着し、私の状態を気にかけ始めました。
『うーん….』ベッドの傍らで考え込むGally。
『何だか確か、、昨日の晩もこんな光景にならなかったっけ?デジャヴかな?』Gallyの横に立つCidrielはため息をつきました。
『このままじゃ同じことの繰り返しね….そうだ!』Gallyがひらめいた、という表情を見せました。『私も機械の身体だからウイルスの影響を受けて数日前暴走してしまったけれど、このそ装置…..』後ろを向き、背骨ぞいに取り付けられたいくつものカプセル状の装置を皆に見せるGally。『これを使えば抜本的解決ではないけれど、影響を最小限に食い止めることが出来るはずだわ。スペアはないけれど、この装置の一部を万が一の時のためにとっておいたのよ!』
Gallyはにやりと笑い、小さなカプセル状の装置を手のひらに乗せました。


(Kishi, Cidriel, Gally, me)

『さて、さて。彼女の身体で開閉できるところはあるかしら….』
私の身体をこまかくチェックするGally。後頭部に、小さな開閉口があるのを発見しました。

[19:33] Meg Ronmark’s body has no openings on her body, only there is a small opening right on the back of her head. From there people can have a limited access to the area where a memory chip is put at the side of her brain.
[19:36] Gally Dover eyes roam up and down Meg’s body, til noticing the opening on her cranium. Leaning down to get a better look, she sighs. “Man, thats tiny.”

Gallyが私の後頭部の開閉口を開くと、そこには小さなスロットがあり1枚のメモリーチップが差し込まれていました。
『これね…このチップがウイルスの影響を受けている可能性大だわ。よし、これを直接メモリーチップと繫ぎましょう』
Gallyは準備していた小さなカプセル状装置を、短く細いコードを使ってメモリーチップの露出している先端部と繋ぎ、開閉口を元通り閉めました。
『うまく効くといいんだけれど….』祈るような表情で私を見つめるGallyでした。


(Cidriel, Gally, me)

[19:56] Meg Ronmark slowly lets the whole air out of her lungs, stretching her limbs. After a few moments, the color of her cybereyes and small device on around her left eyebrow, starts to change their colors from furious red to white, which is the color seen when she is in a normal state.
[19:58] Meg Ronmark stretches her arms upward once again, then tries to sit up on the bed.
[19:59] Gally Dover lets out yet another breath, “How are you feeling, Meg?”

Gallyが私の後頭部の”ふた”を閉めて数分後。私は肺の空気を全て絞り出そうとしているように見えるほど深い深呼吸を行いました。しばらくして、ずっと燃えるような赤い色に染まっていた私の両の瞳と眉の上のサイバーパーツが徐々にその色を薄め、ついにはいつもの真っ白な色へと変わりました。
私は手を天井に向かって突き上げるような状態で大きく伸びをすると、ベッドの上に身を起こしました。
『気分はどう、Meg?』ほっと安堵の吐息を漏らしたGallyが私に声をかけてきます。
『うーん…何故だか腿と頭が割れるように痛いけれど、それ以外はまあまあね。Gally』頭をさすりながら私はGallyに笑みを返しました。

ドリルでの採掘が始まってからの記憶が飛んでいる私。『あれからどのくらい経ったの?2日くらい』と尋ねる私に『2日じゃきかないわよ!1週間は経ってるわ!!』とことと次第を説明してくれるGallyでした。
彼女の話を聞いて後頭部に手を当てると、確かに今までそこになかった装置がアタッチされていることが分かりました。
ウイルスの効果を完全に止める方法を突き止めることこそが問題の完全解決になりますが、取り敢えずはこのGallyの取り付けてくれた装置のお陰で私の奇行は最小限に抑えることができそうです。

//////ICここまで//////
今回のRP時間は約3時間半、休日の朝ということもありますが非常に長いものとなりました。さすがにこれだけ長時間roleplayを行うと疲れます。
ウイルスの効果を弱める装置を取り付けて貰い、ようやく通常の – あるいはそれに近い – roleplayを行える状態が整いました。
挙動がおかしい間は行動もかなり制限(地面や床の上を長時間歩けない、周囲に対して攻撃的になる、奇妙な言動を繰り返す、など)が有ったためなかなかストレスのかかる日々でした。

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~ by Meg Ronmark on October 11, 2009.

One Response to “Toxia – machine spirit ~part 8~”

  1. […] 階下に聞こえた足跡はfelineのKairaのものでした。久々の再会です。かつて猫達のクラン・Prowlersに身を寄せていた彼女、今はBluerayと同じShadows所属です。再会を喜んでハグを交わし、警戒態勢をとっていたDwellsには私と彼女は旧知の仲なので心配しなくて大丈夫、とひとこと伝えました。 『初対面じゃないけれどね』 Dwellsは過去にKairaと街の何処かで遭ったことがある様子でした。 ((この時です。当時私の頭には問題が生じていたため、IC/In-Characterの私はDwellsとKairaが出会っていたことは覚えていません)) […]

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