Nomos – preview opening ~part 1 of 2~


Nomos

Kingdom of Sand(KoS)Midian CityGolgothicaにPathfinder Lowlands&Highlands…と、SLのin-worldに高品質なロールプレイ空間やビルドを提供し続けているeDream Factory。彼らの最新作であるディストピアン・サイバーパンクテーマのロールプレイSIM『Nomos(ノモス)』が今週頭、遂にプレビューオープンしました。SIM内ではいまだ建築や手直しが行われていますが訪問者は自由に街を歩き回ることができるようになっています。

SIM入口で街のバックグラウンドストーリーが書かれたnotecardが渡されます。今回、このnotecard内容の日本語訳を行いました。
(訳文はnotecardの初版、2009年9月13日付の内容を基に作成したものです。notecard記載のストーリー原文は今後随時改訂される可能性があります。)


Streets of Nomos

歴史

21世紀初頭、『Phobos 1/フォボス1』という名の無人宇宙探査機が火星の月のひとつに送りこまれた。探査機の使命は火星の月に着陸し、月面地表下のサンプルを採取しそれを地球へと持ち帰ることであった。
持ち帰られたサンプルのうちのひとつ、小さな青い結晶がのちに地球に大変革をもたらす原因となったのである。
今やNumasol/ヌマソルと呼ばれるようになったその結晶は、正しく処理すれば高レベルの核エネルギーを生成するために使うことができるものであった。
将来の電動力の大きな源となり得るものを可能な限り上手く利用するこの機会を、政府が見逃す訳はなかった。
よって政府は採鉱プログラムとそのプログラムを敵対する惑星上で遂行する技術を用意できる企業を広く募ったのである。この『技術』には、採鉱者を当該の惑星へ連れて行き結晶を取り戻す為の宇宙技術も含まれていた。勝者となった企業は、火星の月での最初の採鉱契約を締結できる権利が与えられることになっていた。
この公募を受け、企業間でゴールドラッシュの如く凄まじい競争が発生し、その『副作用』として – ほんの数年の間に、宇宙技術は驚くべきスピードで進化を遂げたのである。ほどなく多くのスペースステーションが採鉱競争のための『宇宙での拠点』として地球をめぐる軌道上に設置された。軌道への旅はすぐに地球上の航空飛行のようにありふれたものとなり、それから余り間もたたぬうちに備え付けのエコシステムを持った最初の宇宙コロニーが巨大なスペースステーション上に造り上げられた。
しかしこれは、物語の大分先の方の話である。


Metro-Tek Industries Headquarters

Metro-Tek/メトロ-テック

採鉱者を火星の月へ送り込む政府の契約を勝ち得た最初の企業のうちのひとつが、Metro-Tek Industries/メトロ-テック工業である。
いくつかの高利益な採鉱に関する任務の成功を経て、彼らはあらゆる宇宙の採鉱業を地球上で管理運営するための恒久的なベースを設置する許可を与えられたのである。

Nomos/ノモス

Little Rock/リトル・ロックという小さな砂漠の街が、この事業統括のベースに作り替えられた。街はメトロ-テック社取締役の6歳の孫娘によって選ばれたノモスという新たな名前を与えられた。
企業(リトル-ロック)はまず彼らの本社として、巨大なピラミッド状の建物を街に建設した。この建物は絶え間なく流れ込む砂漠の砂を遮断するため大きなコンクリートの壁によって覆われた。次に彼らは、鉱石を採掘する多くの作業員達のために仮の宿泊施設建設に着手した。
かなり早い段階において、火星の月上に連続的に長時間滞在することが採鉱者達の健康に悪影響を及ぼすことが分かった。従ってこの悪影響を軽減するために、採鉱者達は1ヶ月間火星の月で働いた後、次の1ヶ月間休暇を取り地球に戻って休むのが常となった。そういった背景から、ノモスは主に地球に戻ってきた若い男性採鉱者達が羽根を伸ばすための憩いの街となっていった。
採鉱者達の宿泊施設を街の外の砂漠まで広げないことはプロジェクトの早期のうちに決定されていたが、その代わりに宿泊施設はオールドタウンの昔からのビルの上に建て増しされていった。
こうしたわけで、浅黒い金属質のメトロ・ブロックの建物は上へ上へと広がり始めオールドタウンの上に覆い被さるように建ち並び、それに従いどんどん光は遮られ、やがて遙か上方のアパートへ電力を供給するためのケーブルや柱に囲まれた道路や裏路地は影の中に埋没した薄明かりのみが残る世界へと変貌した。


New Eden ad poster

宇宙

不平を言う者はもはや誰もいなかった。古い街の住人達の殆どは、宇宙コロニーへの片道切符を与えられ遙か昔にいなくなっていた。それらのコロニーのうちのひとつが、地球をめぐる軌道上を遠洋定期船のようなたたずまいで漂う巨大スペースステーション、New Eden/ニュー・エデンである。『星々の中の新しい家』、そこをそのように表現する広告もあった。


Streets of Nomos

ストリートでの生活

昔からの住人はいなくなり、代わって街には採鉱者達の懐目当ての新たな住人達が住み着いていた。採鉱者達は良い給料を貰っており、地球に戻り街にいる間はその殆どの時間と金をノモスの通り脇に溢れるように立ち並ぶクラブやバーで費やすのが常であった。


Metro-Pol

Metro-Pol/メトロ-ポール

組織犯罪や非行の突然の急増により必然的に発生した腐敗や無秩序と闘うために、メトロ-テック社は私設の警察部隊を設立した。同社のこのセクションはメトロ-ポールと名付けられた。
人間の警官達を支援するためにドロイドの部隊も組織された。Bot Cops/ボット・コップと呼ばれたこれらドロイドの警官達は治安の不安定なエリアを見張り、知名度のある犯罪者達を発見し捕まえる目的でストリートの其処此処に設置されたのである。


SS Newgate

SS Newgate /ニューゲート・スペースステーション

街の監房が超満員となっている状態を解消するために厳重警備の刑務所としてニューゲート・スペースステーションが建設された。A級犯罪者は皆、更生のためにこのスペースステーションに送られた。人々の目に届かないように、人々が気にならないように…


Medi-Tek

Medi-Tek/メディ-テック

メトロ-テック社は街の保健衛生へも投資および組織化を行い、同社の医療部門となるメディ-テックを組織した。


SS Bedlam

SS Bedlam/ベドラム・スペースステーション

採鉱者が宇宙滞在時に罹患したと思われる様々な精神疾患に対処するためメトロ-テック社はベドラム・スペースステーション上でメンタルケアサービスを提供した。一種の宇宙精神病院である。宇宙ではあなたが叫び声をあげても誰にも聞こえない。そのため、宇宙で精神疾患患者を扱うことにに反対する抗議ビデオが広まった。

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~part 2 of 2~ へ続きます。

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~ by Meg Ronmark on September 18, 2009.

2 Responses to “Nomos – preview opening ~part 1 of 2~”

  1. […] ~part 1 of 2~の続きです。バックグラウンドストーリnotecard訳の残りを掲載します。 (訳文はnotecardの初版、2009年9月13日付の内容を基に作成したものです。notecard記載のストーリー原文は今後随時改訂される可能性があります。) Metro-Gen […]

  2. […] 参考:Nomos – preview opening ~part 1 of 2~ 原文:Mars/Omikron opening today! […]

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